- Q AFFスクールとは何ですか
- A AFFとは「Accelerated FreeFall」の略で、今日多くのスクールで用いられているメソッドです。最初のジャンプから12,500フィート(3,810メートル)で飛び出し、フリーフォール中の姿勢やパラシュート操作を練習します
- Q 年齢制限はありますか
- A 16才以上50才未満で心身ともに健康な方でしたら入校できます。ただし18才未満の場合は保護者の同意が必要です
- Q 身長/体重の制限はありますか
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A 身長140~190cm以内。
体重は年齢別の制限を設けています。
16~39才:40~80kg
40~49才:40~80kg、かつ、「BMIが25未満」
BMI は https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732 で計算できます。
ただし身長と体重が制限範囲内であっても、パラシュート装備を正しく装着できない場合はご入校頂けません - Q 禁止事項はありますか
- A 飲酒していないこと、24時間以内にスキューバダイビングをしていないこと、3日以内に献血していないこと。睡眠と食事をしっかり摂り、健康状態を整えてご来場下さい。
- Q 外国人ですが入校できますか
- A 日本語で問題なくコミュニケーションが取れればご入校頂けます。誤った認識、不十分な理解では危険を伴うため、外国語での対応はできません
- Q AFF代金以外に費用がかかりますか
- A 入校時にはAFF代金に加えて、保険代が必要です
- Q タンデムを体験したことがありませんが入校できますか
- A タンデム経験がなくてもAFFスクールへ入校できます。スクールお申し込みから過去1年以内に当クラブでタンデムジャンプされた方はAFF費用の割引がありますので、一度体験してみてはいかがでしょうか
- Q 一日何回飛べますか
- A スクール規定上は一日3回まで飛べますが、1~2回のことが多いです
- Q 平日もスクールジャンプできますか
- A インストラクターの多くは土日祝日に稼動していますので、平日のAFFは実施しておりません。RWインストラクションは実施できることがあります
- Q スクールは何時から何時までですか
- A ファーストジャンプコース(地上講習)は午前10時から夕方まで、ジャンプ実地は午前8時半から日没まで行います。ご都合などで時間に制限がある場合でも可能ですが、飛べる回数は少なくなります
- Q 雨でも飛べますか
- A スクール中は視界をふさぐ雲がある時、風速12ノット(約6m/s)以上の風がある時は飛べません
- Q どんな服装で行けばいいですか
- A 動きやすく、かさばらない服装、運動靴でお越し下さい。スクール中は服の上にレンタルジャンプスーツを着用します
- Q ファーストジャンプコースとは何ですか
- A スクールに入校して最初に受講して頂く地上講習です。AFFの流れ、装備や用語の説明、緊急時の手順など、テキストと映像を元に、体も動かしながら一日かけて勉強します
- Q AFFレベル1では何をしますか
- A 左右一人ずつ、インストラクターが支えながらフリーフォールします。正しい姿勢で高度を認識しながら飛び、自分でパラシュートを開きます。パラシュートは地上からの無線を聞きながら、自分で操作して着地します
- Q AFFレベル2では何をしますか
- A 左右一人ずつ、インストラクターが支えながらフリーフォールします。リラックスした正しい姿勢で、高度と足のバランスを意識しながら飛び、自分でパラシュートを開きます。パラシュートは地上からの無線を聞きながら、自分で操作して着地します
- Q AFFレベル3では何をしますか
- A 左右一人ずつ、インストラクターが支えながらフリーフォールします。よりリラックスした姿勢で、高度とヘディング(方向)を意識しながら飛び、安定していればインストラクターは手を離します。地上からの無線は少しずつ指示が少なくなってきます
- Q AFFレベル4では何をしますか
- A 一緒に飛ぶインストラクターが一人になります。リラックスした姿勢で高度を認識しながら飛び、自力で90度ターンしてみましょう。パラシュート操作は徐々に自分で判断しながらのコントロールになります
- Q AFFレベル5では何をしますか
- A 課題は360度ターンです。課題に夢中になって高度認識を忘れないようにしましょう。この頃になると、パラシュートで着地する時のフレア(ブレーキ)のタイミングを自分で計れるようになります
- Q AFFレベル6では何をしますか
- A インストラクターが体を支えることは少なくなります。不安定な姿勢からスムーズにリカバリーするための練習、後方宙返りに挑戦です。パラシュート操作は少しずつ高度なテクニックを学びます
- Q AFFレベル7では何をしますか
- A AFFの総まとめです。高度をしっかり確認しながら、安定してフリーフォールし、正しくパラシュートを開いて地上まで戻ってきて下さい
- Q AFFは必ず7回で修了しますか
- A それぞれのレベルで課題がクリアできなかった場合、同じレベルをリピートします。(追加費用がかかります)リピートになる方は全体の3~4割ほどです
- Q AFFを修了したら一人で飛べますか
- A インストラクターの直接監督下で、一人でジャンプできます。(念のため誘導用の無線を装着します)
- Q AFFを修了したら、次は何がありますか
- A RW(Relative Work)インストラクションに進みます。AFFが「一人で飛ぶ」ための練習であるのに対し、RWインストラクションは「他の人と一緒に飛ぶ」ための練習です
- Q RWインストラクションでは何を練習しますか
- A 他の人と飛ぶために、人に近付くこと、手を繋ぐこと、離れること、フォールレート(落ちるスピード)を合わせることを主に練習します
- Q RWインストラクションは何回ありますか
- A 人によって差があります。早い方は5回、平均7~8回です
- Q RWインストラクションの費用は
- A 1ジャンプ10,000円~12,000円かかります
- Q RWインストラクションが修了したらライセンスをもらえますか
- A まだ取れません
- Q RWインストラクションを修了したら、海外でジャンプできますか
- A USPAの規定では、ライセンスを取得するまではスチューデントと定義されます。インストラクターの監督下でのみジャンプできます
- Q ライセンスとは何ですか
- A TSC(東京スカイダイビングクラブ)はUSPA(United States Parachute Association)のグループメンバーです。USPAのA~Dライセンス(技能証)が取得できます。持っているライセンスに応じて、できるジャンプや制限が変わってきます
- Q ライセンスはどうしたら取れますか
- A 総ジャンプ回数25回を超え、必要課題をクリアし、口頭試問、筆記試験、実技試験に合格するとAライセンスを取得できます。一部制限はあるものの、世界中どこでもスカイダイバーとして認められます
- Q 自分の装備が欲しいです
- A ライセンスを取得する頃になったら、少しずつ自分の装備を揃えましょう。ヘルメット(3~5万円)、高度計(1.5~2万円)、ジャンプスーツ(2~5万円)、パラシュート装備(中古30~40万円/新品80~100万円)くらいかかります
- Q インストラクターになりたいです
- A コーチやインストラクター、タンデムマスターなどの資格をレーティングと呼びます。TSCではレーティングコースを行っていますので、将来的にインストラクター資格を取得することができます。コーチには《Bライセンス》《100回以上のジャンプ経験》、インストラクターには《コーチレーティング》《Cライセンス》《6時間以上のフリーフォール》、タンデムマスターには《コーチ以上のレーティング》《Dライセンス》《500回以上のジャンプ経験》《3年以上のジャンプ経験》が必要です