止まる事。

今回は止まる事に重点を置いてみます。

止まることは重要です、皆さんも十分理解していると思います。
でもなかなか止まれない…
そんな方は止まるタイミングを逃しているだけだと思います。
そこできっかけ作りのお手伝いが出来ればと考えてみました。
試してみて下さい。

2wayで飛んでいるときに相手までの距離が20mとします。上下の違いより平面での距離とします。

この時に20m先の相手(目的地点)に行こうとし、相手も同様に20m先の自分(目的地点)に進もうとすれば、
間違いなく行き違う結果になります。

多少の減速もしているでしょうから20mから距離は短くなっているでしょう。
再びその時の距離から相手先まで進もうとするので、またオーバーしてカーチェイスのようにグルグル回ってしまいます。
そのとき背景はグルグル回っているはず。でもそれすら気づいていないこともあるでしょう。
エアー中に「動くな、俺がそっちに行く!」ってコミュニケーションが取れればいいのですが。そういうわけには行きません。まあ事前打ち合わせを十分していれば可能ですが。

2wayならばお互いの距離の中間地点を目指しましょう。
中間地点で待ち合わせ。デートの待ち合わせです。
20mの距離ならお互いに10m、まあより安全策を取るなら8mほどまで進む気持ちです。
お互いがそれを行えば、距離が4mほどに縮まります。
そこから同じように距離の半分(中間地点)まで進みます。ここで相手までの距離4mを進もうとすると、
これまでの失敗した時同様に結局すれ違ってしまうので我慢です。大事なのは中間地点での待ち合わせです。
途中で止まるので時間ロスがありそうですが、グルグル回ってしまうよりはロスは少なくなるはずです。

経験者は相手のスピードやポジションを判断して、さらに無駄を無くしています。
やっぱり慣れも必要ってとこですね。

ではベースに対しての場合。

基本の動作は一緒です。
少ない人数のベースであればベースのレートもそれほど遅くなく動いていないと仮定すると
目線に注意しながら中間地点で減速、様子を見ながら徐々に前進、この繰り返しで上手くいくはず。

多人数であればベースはレートが遅くなっているはずです。
いわば自分に対してベースが上下の距離間では近づいて来ている事を理解しましょう。
上下の高さの距離が20mとします。ビローする方は20m先に向かって行こうとしています。
しかしベースが遅いので、それでは結果ビローをする要因の一つとなります。
中間地点でストップし様子見。
その様子見の最中に自分が一定のスピードで落ちていたとしても、ベースはジワジワ近づいて来ていると認識しておく必要があります。

こんな感じで試してみて下さい。

止まる事は分かっていてもじゃあどうやって止まるのか、ポジションは?
これもあれも必要って言い出すとまだまだ出て来ますが。
今日はここまで。

上手くいったらこのアドバイスのおかげと思ってください(笑)
失敗したらまだ足りない事があると思ってジャンプして下さい…
ズルいか。

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